西武ドーム大幕開幕ショー
2004年3月27日(土)パ・リーグ開幕戦「西武ライオンズ vs 千葉ロッテマリーンズ」の試合が西武ドームで行われた。
千葉ロッテのビッグフラッグは昨年の千葉開幕戦でお披露目済みだが、今年は西武も負けじと新しいチームロゴをメインに配したビッグフラッグを作った。
現在、プロ野球チームでこのレベルの大幕を持っているのは、この2チームだけ。それが西武開幕戦セレモニーで激突した。
左側レフトスタンドに、やや横長(横70mx縦15m)の
「MARINES IS MY LIFE」
右側ライトスタンドに、やや太い(横50mx縦20m)の
「04挑戦始まる LIONS」
事前にインフォメーションを何もしていなかったので、観客は度胆をぬかれていた。
選手達も、あまりに非日常的な光景に言葉を失っていた様に見えた。
Jリーグでも、この手の巨大幕がホームとアウェーにそれぞれ配置される事はほとんどない。
いずれの幕も染太郎のスタッフが精魂傾けて仕上げた作品である。
一文字が10m以上もある、プロにとっても非日常的な作業は貴重な経験であったが、この日西武ドームでこれを目の当たりにした5万人の観客に「一生記憶に残る5分間」をプレゼント出来るなんて、まさしく仕事名利につきると思えた。
千葉ロッテのサポーターの皆さんとは昨年来より仲良くさせていただいているが、埼玉産まれ、埼玉育ちでライオンズが埼玉に来て以来、ず~っと応援しながら野球を見て来た一人の西武ファンとしては、ロッテサポの出現は大きな意味があったと思うし(本当に爽やかな若者達の集団です)サッカーに比べると、あまりにも古臭い応援スタイルから、そろそろ脱却しても良いのではないか?と悔しいが思わされてしまう。
ロッテサポのリーダークラスの人達は、レッズやFC東京などの、Jリーグでも有数の素晴らしい応援をするクラブのサポーターのリーダー達と情報交換しながら、応援スタイルを研究しつつ楽しんでいる。
千葉ロッテのサポーターは明らかにグラウンドとスタンドの距離を縮めたと思える。
やや遅れをとっていると思えるライオンズはじめ11球団の「応援団」のみなさん。
負けずに頑張りましょう。